経営のヒント
2013年9月 5日 木曜日
優秀なスタッフがほしい!!(4)
おはようございます!!
さて、昨日の「最前線のスタッフ」と「情報収集」のお話から、本題の「優秀なスタッフ」へとお話を戻しましょう。
私は、結論から言うと、一握りのものすごく優秀なスタッフなど要らない、と思っています。それよりも、全体のスタッフのレベル向上、つまり全体を優秀なスタッフの集団にすることを目指すべきだと思うのです。
もちろん、ここでいう「優秀なスタッフ」とは、
1.高いモチベーションを持って、従来の販売や営業といった仕事をこなしながら、アンテナを張って顧客のニーズをしっかりと掴もうとする最前線のスタッフ
2.最前線のスタッフと良好な関係を築き、きちんとコミュニケーションをとって、彼らから報告される情報を的確に分析し、顧客のニーズに合った商品開発、商品選択へとつなげることができるスタッフ
中小企業といっても、組織の規模により、上記2の人材は、直接、社長かもしれませんし、商品開発や商品の選択をする部署へと報告を上げる現場の管理者かもしれません。
というと、おそらく多くの方は、
"そんなスタッフ、おれへんわ"
と言われるでしょう。 私も過去に何度かこのような提案をしましたが、「ウチのスタッフはまだまだそんなレベルじゃないんです。。。」と言われたものです。
確かに、今までそんなことを課していなかったスタッフ達にいきなり、「情報収集をしてください」なんて言っても「はぁ」みたいな反応が返ってくるだけでしょう。
そこで、情報収集集団を目指して、全体の知識・技術・モチベーションを上げるための戦略を練らなければなりません。
明日に続きます
さて、本日の質問です。
「あなたの組織のスタッフはどのようにしたら、情報収集ができる集団になると思いますか?」
さて、昨日の「最前線のスタッフ」と「情報収集」のお話から、本題の「優秀なスタッフ」へとお話を戻しましょう。
私は、結論から言うと、一握りのものすごく優秀なスタッフなど要らない、と思っています。それよりも、全体のスタッフのレベル向上、つまり全体を優秀なスタッフの集団にすることを目指すべきだと思うのです。
もちろん、ここでいう「優秀なスタッフ」とは、
1.高いモチベーションを持って、従来の販売や営業といった仕事をこなしながら、アンテナを張って顧客のニーズをしっかりと掴もうとする最前線のスタッフ
2.最前線のスタッフと良好な関係を築き、きちんとコミュニケーションをとって、彼らから報告される情報を的確に分析し、顧客のニーズに合った商品開発、商品選択へとつなげることができるスタッフ
中小企業といっても、組織の規模により、上記2の人材は、直接、社長かもしれませんし、商品開発や商品の選択をする部署へと報告を上げる現場の管理者かもしれません。
というと、おそらく多くの方は、
"そんなスタッフ、おれへんわ"
と言われるでしょう。 私も過去に何度かこのような提案をしましたが、「ウチのスタッフはまだまだそんなレベルじゃないんです。。。」と言われたものです。
確かに、今までそんなことを課していなかったスタッフ達にいきなり、「情報収集をしてください」なんて言っても「はぁ」みたいな反応が返ってくるだけでしょう。
そこで、情報収集集団を目指して、全体の知識・技術・モチベーションを上げるための戦略を練らなければなりません。
明日に続きます
さて、本日の質問です。
「あなたの組織のスタッフはどのようにしたら、情報収集ができる集団になると思いますか?」
投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL
2013年9月 4日 水曜日
優秀なスタッフがほしい!!(3)
おはようございます!!
さて、今日は顧客ニーズに関する情報収集についてのお話です。
いったい何が売れるのか?
顧客は何を求めているのか?
企業は何よりも、この答えが欲しいはずです。
そして、答えに到達するためには、まず情報収集をしなければなりません。
では、情報収集は誰が、どうやってするのがベストでしょうか
顧客の情報を最も得やすいところにいるのは、顧客と日々直接接している販売員であったり、営業マンであったり、といった最前線のスタッフです。
そうです、彼ら、彼女らが、アンテナをいっぱいに張って、直接、顧客からニーズを聞き出す、感じることにより、直接的で、タイムリーな情報を得ることができるのです。
そして、その情報をきちんと管理者、責任者に伝え、管理者、責任者はその情報をさらに分析・研究し、自社が扱う商品・製品に反映させる。。。
そんなサイクルがしっかりとできている会社は強いと思います。
会社の大小に関わらず、このようなサイクルをつくることは可能です。しかし、当然のことながら、こういったサイクルをつくるためにはいくつかのポイントがあります。
それは
1.最前線のスタッフの情報収集に関する高いモチベーションをもっていること
2.最前線のスタッフとその管理者・責任者とのコミュニケーションがしっかりとれていること
が挙げられると思います。
というわけで本日の質問です。
「皆さんの組織の最前線のスタッフは高いモチベーションを持って、お仕事されていますか?」
さて、今日は顧客ニーズに関する情報収集についてのお話です。
いったい何が売れるのか?
顧客は何を求めているのか?
企業は何よりも、この答えが欲しいはずです。
そして、答えに到達するためには、まず情報収集をしなければなりません。
では、情報収集は誰が、どうやってするのがベストでしょうか
顧客の情報を最も得やすいところにいるのは、顧客と日々直接接している販売員であったり、営業マンであったり、といった最前線のスタッフです。
そうです、彼ら、彼女らが、アンテナをいっぱいに張って、直接、顧客からニーズを聞き出す、感じることにより、直接的で、タイムリーな情報を得ることができるのです。
そして、その情報をきちんと管理者、責任者に伝え、管理者、責任者はその情報をさらに分析・研究し、自社が扱う商品・製品に反映させる。。。
そんなサイクルがしっかりとできている会社は強いと思います。
会社の大小に関わらず、このようなサイクルをつくることは可能です。しかし、当然のことながら、こういったサイクルをつくるためにはいくつかのポイントがあります。
それは
1.最前線のスタッフの情報収集に関する高いモチベーションをもっていること
2.最前線のスタッフとその管理者・責任者とのコミュニケーションがしっかりとれていること
が挙げられると思います。
というわけで本日の質問です。
「皆さんの組織の最前線のスタッフは高いモチベーションを持って、お仕事されていますか?」
投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL
2013年9月 3日 火曜日
優秀なスタッフがほしい!!(2)
おはようございます!!
私は先週の「ヒト」についてのお話の中で、「経営の4要素の中でも「ヒト」は以前より重要性が増している」と書きました。
この意味についてお話したいと思います。
少し話が横道にそれますが、今や、日本の企業は規模の大小を問わず、非常に厳しい状況に置かれています。 その理由は主に以下の3つのことに由来していることは多くの方の同意を得ることができると思います。すなわち、
1.日本国内の人口の高齢化、さらにその結果としての人口減少
2.海外からの攻勢
3.モノが豊かになったことによる嗜好の多様性と変化の迅速性
企業が扱っている商品・製品によっては、上記1と2への対応が重要である、というところもあると思います。しかし、私は国内での市場占有率がものすごく大きい、というケースでない限り、上記3への対応が中小企業の場合、最も重要なのではないか、と思っています。
私たちは、本当に多種多様な商品に囲まれて暮らしています。例えば、洋服ひとつ取っても、デザインや価格、ブランドなど、その嗜好は同じ年代・性別でも様々なはずです。
しかも、多種多様な商品の中にあっては、その嗜好もどんどん変化していきます。
こういった環境の中で、消費者のニーズに合った商品やサービスを提供し続ける、というのは至難な業だと言えます。
さて、本日の質問です。
「消費者のニーズをきちんと把握するためにどのような工夫をされていますか?」
私は先週の「ヒト」についてのお話の中で、「経営の4要素の中でも「ヒト」は以前より重要性が増している」と書きました。
この意味についてお話したいと思います。
少し話が横道にそれますが、今や、日本の企業は規模の大小を問わず、非常に厳しい状況に置かれています。 その理由は主に以下の3つのことに由来していることは多くの方の同意を得ることができると思います。すなわち、
1.日本国内の人口の高齢化、さらにその結果としての人口減少
2.海外からの攻勢
3.モノが豊かになったことによる嗜好の多様性と変化の迅速性
企業が扱っている商品・製品によっては、上記1と2への対応が重要である、というところもあると思います。しかし、私は国内での市場占有率がものすごく大きい、というケースでない限り、上記3への対応が中小企業の場合、最も重要なのではないか、と思っています。
私たちは、本当に多種多様な商品に囲まれて暮らしています。例えば、洋服ひとつ取っても、デザインや価格、ブランドなど、その嗜好は同じ年代・性別でも様々なはずです。
しかも、多種多様な商品の中にあっては、その嗜好もどんどん変化していきます。
こういった環境の中で、消費者のニーズに合った商品やサービスを提供し続ける、というのは至難な業だと言えます。
さて、本日の質問です。
「消費者のニーズをきちんと把握するためにどのような工夫をされていますか?」
投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL
2013年9月 2日 月曜日
優秀なスタッフがほしい!!(1)
おはようございます!!
また新しい一週間が始まりました。 今日は、「本日の質問」から始めましょうか。
「今週はあなたにとって、どのような一週間になりそうですか?」
さて、今週のこのブログのテーマは「ヒト」に関するお話あれこれです。
おそらく、会社の大小にかかわらず、多かれ少なかれ、人材に関する悩みを持っていない会社はない、と言っても過言ではないと思います。
特に、中小企業では、単純に考えてもスタッフの人数が大企業ほど多くないわけですから、一人一人が受持つ仕事の範囲は大企業に比べ、広いことがほとんどで、その一人一人の能力の多寡が直接、会社の業績につながることも少なくありません。
「優秀なスタッフがほしい!!」
というのがどの企業も切実な悩みになっています。
では、この「優秀なスタッフ」とは具体的にどのようなスタッフなのでしょうか?
会社が今の時代に求めるべき「優秀なスタッフ像」とは? そして、そのような「優秀なスタッフをどうやって得るか?」について今週は考えていきたいと思います。
また新しい一週間が始まりました。 今日は、「本日の質問」から始めましょうか。
「今週はあなたにとって、どのような一週間になりそうですか?」
さて、今週のこのブログのテーマは「ヒト」に関するお話あれこれです。
おそらく、会社の大小にかかわらず、多かれ少なかれ、人材に関する悩みを持っていない会社はない、と言っても過言ではないと思います。
特に、中小企業では、単純に考えてもスタッフの人数が大企業ほど多くないわけですから、一人一人が受持つ仕事の範囲は大企業に比べ、広いことがほとんどで、その一人一人の能力の多寡が直接、会社の業績につながることも少なくありません。
「優秀なスタッフがほしい!!」
というのがどの企業も切実な悩みになっています。
では、この「優秀なスタッフ」とは具体的にどのようなスタッフなのでしょうか?
会社が今の時代に求めるべき「優秀なスタッフ像」とは? そして、そのような「優秀なスタッフをどうやって得るか?」について今週は考えていきたいと思います。
投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL
2013年8月31日 土曜日
経営の4要素・・・④情報
おはようございます!!
今日は4つめの「情報」についてです。
先日も書かせていただきましたが、この「情報」は最初から「経営の4要素」にあったものではなく、IT時代の到来とともに付け加えられたものです。なので、やや他と比べて重要度は低い気もしますが、その反面、多くの中小企業がとても苦手にしている要素でもあると思われます。
情報という場合、大きく分けて①情報の収集と②情報の発信の2つがあります。
また、情報の収集といっても、内部情報と外部情報があります。内部情報の目的は、社内の管理・統制につながるものが多く、外部情報の目的は、外部環境の分析、消費者動向の分析など、今後の長期・短期の会社の方向性を考える指針につながるものが多いと思われます。、
情報の発信は、その方法は様々ですが、通常、目的はやはり、プロモーションにつながるものでしょう。
いずれにせよ、「情報」を整備していくことは大切ですが、内部調達するにも、外部調達するにも、それなりにお金がかかる分野ではあります。今、自分の会社には何が必要で、どれくらいの予算が投入できるか?をよくご検討ください。
そして、本日の質問は
「御社の情報関係の整備度合はどれくらいですか?100%でないとしたら、今後、どのようなところに力を入れる必要がありますか?」
今日は4つめの「情報」についてです。
先日も書かせていただきましたが、この「情報」は最初から「経営の4要素」にあったものではなく、IT時代の到来とともに付け加えられたものです。なので、やや他と比べて重要度は低い気もしますが、その反面、多くの中小企業がとても苦手にしている要素でもあると思われます。
情報という場合、大きく分けて①情報の収集と②情報の発信の2つがあります。
また、情報の収集といっても、内部情報と外部情報があります。内部情報の目的は、社内の管理・統制につながるものが多く、外部情報の目的は、外部環境の分析、消費者動向の分析など、今後の長期・短期の会社の方向性を考える指針につながるものが多いと思われます。、
情報の発信は、その方法は様々ですが、通常、目的はやはり、プロモーションにつながるものでしょう。
いずれにせよ、「情報」を整備していくことは大切ですが、内部調達するにも、外部調達するにも、それなりにお金がかかる分野ではあります。今、自分の会社には何が必要で、どれくらいの予算が投入できるか?をよくご検討ください。
そして、本日の質問は
「御社の情報関係の整備度合はどれくらいですか?100%でないとしたら、今後、どのようなところに力を入れる必要がありますか?」
投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL