経営のヒント

2013年11月22日 金曜日

「前向きな経営計画」の立て方(5)

おはようございます!!

今週ももう金曜日ですねー。

そして、11月もあと1週間と少しですsign01ホント、気忙しい感じが漂ってきていますが、ま、泣いても、笑っても一日は一日、今日も頑張っていきましょうhappy01

さあ、このテーマも最後となりました。

5年後の目標を明確にして、全社を挙げて目標達成を目指しましょう。しかし、その目標は現実的なものである必要があります

つまり、社長(或いは幹部)が描いたビジョンがどれほど実現可能性があるか?を実際に数字に落としてみて、検討するのが数字による経営計画というものです。         
         
いくらイメージでは実現できそうな計画でも、実際に数字に落としてみたら実現は相当難しいのではないか、と思われるものもあります。逆に「意外とできるかもしれない」と自信につながる場合もあるでしょう。

「数字」というものは、好む、好まざるにかかわらず、とても現実的なものなのです。数字に反映させてみることで現実を突きつけられる、ともいえます。        
         
5年後のビジョンを描く⇒5年後のビジョンを実現するための1年、1年のステップを考える⇒経営計画として数字に落とす         
         
いかがですか?         
         
こうしてできた5年後のビジョンを社員全員で共有するのです。        
         
どうか上手くいっている会社も、今は少し停滞ぎみの会社も、社員全員が前を向いて進めるような経営計画を作成してください。    
    
これこそが「前向きな経営計画」のはずです。  

ぜひ、やってみてください!

うーん。。。とつまづいたら、ご連絡いただければ、お手伝いさせていただきますconfident

では、また来週。。。よい週末をお過ごしくださいsign03    

投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年11月21日 木曜日

「前向きな経営計画」の立て方(4)

おはようございます!!

昨日、私は「本格的な針治療」をしてもらうべく、とある鍼灸院に行ってきました。そこは、丁寧に問診や触診などをしてくれ、全身の状態を診察してくれて、具体的に針をうつ位置等を決められます。かかった時間は2時間以上(入ってから、出るまで)でしたが、とても納得できる説明もしていただけ、良い感じnoteでした。少し続けて行ってみようかな、と思っています。

さて、本日も経営計画のお話の続きです!

昨日は、社長の夢をオープンにし、幹部と分かち合うことで、社長の夢⇒幹部の夢⇒社員全員の夢になって、会社全体が夢に向かって歩んでいけたら素敵ですよね~というお話でした。

そんな夢みたいなこと、ないでしょう?と思われますか。          

実は、私は一度だけ、そんな光景を見たことがあります。          
          
それは、今は一部上場となったとある会社のことです。          
          
当時、その会社は当時の「ジャスダック」への上場準備を進めていました。 その会社を訪問するとあちこちの壁に誰が貼ったのか「上場を成功させよう」という意味の言葉を書かれた紙が見られました。もちろん、それだけではなく、社員の皆さんのモチベーションがどれだけ高いか、というのは、会社のある建物に入れば熱気として感じられるほど、スゴイものがありました。          
          
こちらが感動heartするくらいのものでした。          
          
確かに「上場」などというのは判りやすい目標だったのですが、私は別に「上場」ではなくても、社長が5年後の目標をしっかりと社員に明言できる会社は強い、と思います。          
          
先週のクレドではありませんが、会社の目標をみんなで共有し、その目標にプライドを持つ、なんてことができたら素晴らしいのはないか、と思います。          
          
ただし、絵に描いた餅ではダメなのです。         

投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年11月20日 水曜日

「前向きな経営計画」の立て方(3)

おはようございます!!

今週に入ってから、比較的お天気はいいように思いますが(昨日は少し雨が降りましたが)、例年よりやや寒い日が多いですね。私もトレンチ・コートから、また一段階進んでちょっと分厚いめのコートを着てしまいました。昨日はそれでも、ちょうどいいくらいでした。

ここ関西でも、和歌山の高野山では雪が降ったとか。。。そろそろ雪便りですか。でも、気が付いたら師走も目の前ですものねthink

さて、本日も経営計画の続きです!!

私が「10年後」ではなく、「5年後」というのは、いずれも将来のことですが、やはり「10年後」では「何でもアリ」のような、夢物語を語れる将来ですが、「5年後」と言われると、かなり現実的な「近い将来」であるからです。        
        
というワケで、今の時点で考えられうる5年後のイメージを描いていただきたいのです。        
        
そして、できれば、それを「幹部であるメンバー」、或いは「幹部となるはずのメンバー」と分かち合っていただきたいのです。        
      
他の幹部(候補)と、「それはこのように変えたほうがいいのではありませんか?」などという意見を自由に、また活発に交わせることができたら、とても素敵なコミュニケーションになるのではないでしょうか?        
        
或いは、「このようにしたら、もう少し近道にここまで達成できるのではありませんか?」などというアイデアが日常的に出てくるようになったら、「社長の夢」が「幹部の夢」になり、さらには「社員の夢」になって、社員全員で夢を共有することができるようになるかもしれません。        
        
そんなことになったら、会社全体のモチベーションはどんなにアップupするでしょうか?        


投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年11月19日 火曜日

「前向きな経営計画」の立て方(2)

おはようございます!!

先日、NHKでユニクロの今の戦略についての番組をしていました。 それによれば、地球上で貧困層と位置づけられる人口は40億人(一応、貧困層の定義は一日2ドル以下での生活を強いられる人、ということでした)で、ユニクロが今後他のライバル企業に勝つためには、その貧困層をターゲットに商品を提供していかなければならない、というものでした。

もちろん、今「貧困層」とされている人々も今後、時間の経過とともに、より上位の層に移っていき、もっと購買力を持つようになる、ということが前提なのですが、なかなか興味深い戦略だと思いました。

さて、本日も「前向きな経営計画」の続きです。

10月28日から始まる週、ここで「ビジョン・メイキング」というお話をさせていただきました。        
ここでは、数字のお話は一切出てきませんでした。        
        
経営者さん自身が今の自分の会社をどうしたいのか?        
        
5年後にはどのような会社になっていたいのか?        
        
スタッフは?自分の仕事の仕方は?プライベートは?        

        
そんな5年後の自分と会社の在り様を具体的にイメージしてみてください、というものです。        
        
ところで、先日、とある経営者さんと話していて、よく「10年後には○○したい」と言われるので「では、10年度に○○という状態になるためには、5年後にはどうなっていたいですか?」とお尋ねすると、「いや、それはその時、その時の時流を読んでいかないといけないから無理です」との答え。       
        
もちろん、日々状況が変化していく中で、言われることは全然間違っていないと思います。

でも、「計画」は「計画」。何も絶対に計画通りに事業を進める必要はないのです。

とはいえ、今、この時点で5年後どうなっていたいか、をイメージするのはとても大切なことだと思うのです。       
        
その時、私がお話したのは、

10年後、というのは多分、夢の世界ですよね?もちろん、夢に終わらせようとは思われていないと思いますが、おそらく「10年後」と言う場合には、その目標に到達するための現実的なステップ(プロセス)をあまりイメージされていないのではないでしょうか?」

ということでした。   



投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年11月18日 月曜日

「前向きな経営計画」の立て方(1)

おはようございます!!

新しい一週間が始まりました。 それにしても寒くなってきましたね。 夜は比較的暖かくすると眠りやすくなりましたsleepyが(そういえば、先日、「○○の秋」といえば?という質問で「睡眠の秋」と答えた人がいて、ふーん、そんなふうに言うのか、と再認識しました(笑))、その分、朝、布団から離れるのがツラいことsign01。。。私もものすごく辛いですsweat01 

でも、本格的な冬はこれから。。。気を引き締めて頑張っていきましょうねsign03

さて、今週のテーマは「経営計画」についてです。

銀行その他から、「経営計画を作成して、提出してください」と要求される場合が多々あります。 
       
場合にも寄りますが、経営者さんに「どうやって作成したらいい?」と相談されると多くの場合は現在の設備、店舗等を維持することを前提として、それに何らかの経営努力をする、という理由を付けて、3年とか、5年で少しずつ業績が上がるような計画を書きます。
        
売上は前年の5%増し、売上原価は前年より原価率を少し下げて。。。。とか、そんなふうにです。        

皆さんもそのようにして経営計画を作成されている方が多いのではないでしょうか。
        
これはこれで、私は決して間違っていないと思っています。        
        
しかし、これからお話するのはテーマにもあるように「前向きな経営計画」を立てるにはどうしたらいいか?ということです。       
        
ここでいう「前向きな」とは、外部に提出する保守的で、あくまで現状維持を前提とした計画ではなく、3年先、5年先のビジョンを前提とした、あくまで将来をしっかり見据えた計画のことを言います。     

投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

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