経営のヒント
2013年9月25日 水曜日
収益性と損益計算書(2)
おはようございます!!
天気予報では、「今日までが夏で、明日からはイキナリ秋の様相になる」とか。。。いずれにせよ、着ていく洋服や、寝るときの夜具に悩む毎日ですが、とりあえず、明日からは暖かめ(?)にしたほうが良さそうです。お気を付けください!
さて、本日は収益性を示す指標について、お話を進めます。
収益性(利益の大小)については、やはり一番気になるところですので、皆さんもよくご存知のことだと思いますが、再度確認してみましょう。
収益性、というのは、損益計算書上の売上高に対する各段階での利益との割合を計算して分析していくものです。
例えば、「粗利」は○%、という言い方をしますが、これは正式には「売上高総利益率」といい、売上総利益(売上高から原価を差し引いたもの)が売上高の何%にあたるか、を示すものです。
収益性の指標として、通常は、以下の4つがあげられます。
① 売上高総利益率
② 売上高営業利益率
③ 売上高経常利益率
④ 売上高当期純利益率
ところで損益計算書の基本的な構造は以下のようになっています。
売上高 ××××
売上原価 ××××
売上総利益 ××××
販売費及び一般管理費 ××××
営業利益 ××××
営業外利益及び損失 ××××
経常利益 ××××
特別利益及び特別損失等 ××××
税引前当期純利益 ××××
法人税等 ××××
税引後当期純利益 ××××
上記の4つの指標は、損益計算書における、それぞれの段階の利益、すなわち売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益が売上高の何%になるか、を示すものです。そして、それぞれの段階の利益には、それぞれ意味があります。
売上総利益は、一般に粗利、と呼ばれ、売上から売上原価を引いたものです。
営業利益は、その売上総利益から、さらに人件費や、交通費、通信費、賃貸料等、営業に直接必要な経費である「販売費及び一般管理費」を引いたものです。
さらに経常利益とは、例えば、借入利息や、受取利息といった、「直接営業には関係ないけど、日常的に発生する収益と費用」を営業利益からプラス・マイナスしたものです。
最後に、固定資産を売却した場合の利益や損失、決して一般的には発生しない(例えば、盗難にあった場合の被害など)利益や損失といった「特別な損益」を経常利益からプラス・マイナスしたものを税引前当期純利益といいます。
最終的に「税引前当期純利益」から税金を計算して、その法人税等をさらに引いたものが税引後当期純利益、ということになります。
さて、本日の質問は、
「あなたはご自分の会社(組織)の利益の金額と売上利益率をだいたい把握されていますか?」
天気予報では、「今日までが夏で、明日からはイキナリ秋の様相になる」とか。。。いずれにせよ、着ていく洋服や、寝るときの夜具に悩む毎日ですが、とりあえず、明日からは暖かめ(?)にしたほうが良さそうです。お気を付けください!
さて、本日は収益性を示す指標について、お話を進めます。
収益性(利益の大小)については、やはり一番気になるところですので、皆さんもよくご存知のことだと思いますが、再度確認してみましょう。
収益性、というのは、損益計算書上の売上高に対する各段階での利益との割合を計算して分析していくものです。
例えば、「粗利」は○%、という言い方をしますが、これは正式には「売上高総利益率」といい、売上総利益(売上高から原価を差し引いたもの)が売上高の何%にあたるか、を示すものです。
収益性の指標として、通常は、以下の4つがあげられます。
① 売上高総利益率
② 売上高営業利益率
③ 売上高経常利益率
④ 売上高当期純利益率
ところで損益計算書の基本的な構造は以下のようになっています。
売上高 ××××
売上原価 ××××
売上総利益 ××××
販売費及び一般管理費 ××××
営業利益 ××××
営業外利益及び損失 ××××
経常利益 ××××
特別利益及び特別損失等 ××××
税引前当期純利益 ××××
法人税等 ××××
税引後当期純利益 ××××
上記の4つの指標は、損益計算書における、それぞれの段階の利益、すなわち売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益が売上高の何%になるか、を示すものです。そして、それぞれの段階の利益には、それぞれ意味があります。
売上総利益は、一般に粗利、と呼ばれ、売上から売上原価を引いたものです。
営業利益は、その売上総利益から、さらに人件費や、交通費、通信費、賃貸料等、営業に直接必要な経費である「販売費及び一般管理費」を引いたものです。
さらに経常利益とは、例えば、借入利息や、受取利息といった、「直接営業には関係ないけど、日常的に発生する収益と費用」を営業利益からプラス・マイナスしたものです。
最後に、固定資産を売却した場合の利益や損失、決して一般的には発生しない(例えば、盗難にあった場合の被害など)利益や損失といった「特別な損益」を経常利益からプラス・マイナスしたものを税引前当期純利益といいます。
最終的に「税引前当期純利益」から税金を計算して、その法人税等をさらに引いたものが税引後当期純利益、ということになります。
さて、本日の質問は、
「あなたはご自分の会社(組織)の利益の金額と売上利益率をだいたい把握されていますか?」
投稿者 七野恭子税理士事務所